タイで「アルンルン・ビレッジ・プロジェクト」が始まりました

タイ東北部のスリンにて、21世紀の暮らしを実践する
アルンルン・ビレッジ が誕生しました

アルンルン・ビレッジ

このプロジェクトは、タイの「足るを知る経済のためのマブ・ユアン瞑想寺院」の僧侶であるプラ・サンコム氏が、2015年11月に木の花ファミリーを訪れたことから始まります。

プラ・サンコム氏(左)とぐりーんぐらす理事の古田

第9回大人サミット「地球会議 in 木の花ファミリー」に参加するためにやってきた同氏は、今、経済的に大きく発展しつつあるタイで、人々が助け合い、自然と調和して生きる暮らしがこれからの時代に必ず必要になることを感じ、ぐりーんぐらすのサポートのもと、自身が運営に携わる「マブ・ユアン自然学校」の学生や教員を木の花ファミリーに短期留学させたり、木の花ファミリーメンバーを同校や寺院に招待するなどの交流を重ねてきました。
2017年11月には、同氏の依頼により、「足るを知る経済」を説いたプミポン前国王の意思を受け継いだ第1回国際シンポジウム「プミポン国王の科学〜持続可能な世界へ向けた重要な示唆」にて、ぐりーんぐらす代表理事である古橋道代が、持続可能な暮らしを実践する木の花ファミリーのライフスタイルを紹介し、大きな反響を呼びました。

第1回国際シンポジウムシンポジウム「プミポン国王の科学」より(左から6人目が古橋)

その後、プラ・サンコム氏の故郷であるタイ東北部のスリンにて、同氏とぐりーんぐらすの連携のもと、次世代の生き方を実践するプロジェクトが立ち上がりました。村の名前は「アルンルン・ビレッジ」。「アルンルン」とは、タイ語で「日の出」を意味します。

アルンルン・ビレッジの日の出

★アルンルン・ビレッジについて動画でご紹介します。どうぞご覧ください!

今、世界の土壌の3分の1が都市化によって劣化していると言われています。経済的に豊かになっていく中で、何かが失われている ──── そんなタイと日本の人々が協力し合い、本物の豊かさを探求する暮らしを、世界に向けて発信していきます。

ぐりーんぐらすでは、このプロジェクトに共鳴する皆さまからのご支援を募っています。今はまだ、立ち上がったばかりのプロジェクトですが、この動きがこれからどのように発展していくのかを、当ホームページなどを通して、随時ご報告してまいります。みんなで助け合い、学び合いながら、本当に豊かな世界を築いていくこのプロジェクトに、皆さまもぜひ参加してみませんか。そして希望あふれる未来へのバトンを、次世代へとつないでゆきましょう!

詳細については、下記連絡先までお気軽にお問い合わせください。

NPO法人ぐりーんぐらす
電話:0544-67-0485
メール:green@npo-greengrass.org

2月25日から開催される「1ヶ月間の真学校」には、ぐりーんぐらすサポートのもと、プロジェクトの次世代の担い手たちが参加予定です